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山田 泰広 (Yasuhiro Yamada)
九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門
大学院 工学府 地球資源システム工学専攻
大学院 工学府 共同資源工学専攻
工学部 地球資源システム工学科
エネルギー資源工学講座 教授
e-mail: yamada [at] mine.kyushu-u.ac.jp
兼) 九州大学 エネルギー研究教育機構 エネルギーシステムクラスター
兼) 九州大学 洋上風力研究教育センター 支持構造物・洋上送電部門
兼) 英国ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校 地球科学部 客員教授 ORCID Web of Science SCOPUS Google Scholar Citation ResearchGate LinkedIn
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研究分野
- 「地下を探る」ということ。その面白さと利用
- エネルギー資源地質学/メタンハイドレート/CO2地中貯留
- 構造地質学/動的地下変動/地下環境評価/海底地すべり/アナログモデル実験
- 物理探査学/地下探査工学
- 先端掘削科学/掘削情報科学/物理検層解析
最近考えていること
- エネルギートランジション期における産業構造の変化に伴う「地の恵み」の再評価 化石燃料や大規模発電所に依存する長距離大量輸送大消費社会を支える重厚長大・集約型産業から、自然エネルギーを活用した地域分散地産地消社会へ徐々に移行することで少量多品種・地域型産業の重要性が増しつつある中で、改めて地域の持つ豊かさの源泉である「地の恵み」について見つめる必要があると感じております。自然エネルギーとは正にその場所の特性を生かした「地の恵み」であり、地産地消とはそれを地元でいただくことです。日本は自然災害が多発する場所ですが、同時に「地の恵み」にあふれた場所でもあります。自然の力を畏怖し、同時にその恵みをいただく。日本人が持っているこのような自然に対する謙虚な態度は、これから世界の潮流になりうるだろう、もっと発信するべき姿勢だろうと思います。その基となる「地の恵み」という視点から、地域に立地する企業や地域の皆さんのより良い未来や幸せにつながる活動に取り組んでゆきたいと考えております。
学歴
| 1983年4月〜1987年3月 | 東北大学理学部地学科（地質学教室） |
| 1994年9月〜1996年10月 | 英国ロンドン大学 大学院博士後期課程 地質学専攻 |
職歴
| 1987年4月〜2003年3月 | 石油資源開発株式会社 探鉱部門・技術研究所 |
| 2003年4月〜2004年11月 | 京都大学 大学院 助手 (工学研究科) | 2004年12月〜2006年3月 | 京都大学 大学院 助教授 (工学研究科) | 2006年4月〜2014年8月 | 京都大学 大学院 准教授 (工学研究科) | 2007年6月 | 東北大学 大学院 非常勤講師 (理学研究科) | 2007年9月 | 静岡大学 非常勤講師 (理学部) | 2013年4月〜2014年3月 | 海洋研究開発機構 招聘主任研究員 (高知コア研究所) | 2013年1月 | 高知大学 非常勤講師 (理学部) | 2013年6月 | カンボジア工科大学 非常勤講師 (地質工学部) (プノンペン市) | 2014年4月〜2014年8月 | 海洋研究開発機構 招聘上席研究員 (海洋掘削科学研究開発センター) | 2014年9月〜2019年3月 | 海洋研究開発機構 上席研究員 (海洋掘削科学研究開発センター) | 2015年2月 | 筑波大学 非常勤講師 (理学部) | 2016年4月〜2017年3月 | 東京大学 地震研究所 客員教授 | 2016年4月〜2022年3月 | 高知大学 大学院 客員教授 | 2017年4月〜2018年3月 | アジア工科大学 大学院 客員教員 (工学研究科地質工学・資源工学専攻)(タイ国バンコク市) |
2018年7月 | 北海道大学 大学院 非常勤講師 (理学研究科) | 2019年4月〜2021年5月 | 海洋研究開発機構 上席研究員 (研究プラットフォーム運用開発部門 マントル掘削プロモーション室) |
2020年1月〜(現在) | 英国ロンドン大学 客員教授 (ロイヤルホロウェイ校 地球科学部) | 2021年6月〜(現在) | 九州大学 工学研究院 教授 | 2021年10月〜(現在) | 東京大学 非常勤講師 (理学部・理学研究科) | 2022年5月 | 新潟大学 非常勤講師 (理学部) | 2022年9月 | 神戸大学 非常勤講師 (理学部) |
取得学位
Doctor of Philosophy (Ph.D) 1999, 英国ロンドン大学
所属学会
- 日本検層学会 (JFES; SPWLA Japan Chapter)
- 日本地球惑星科学連合 (JpGU)
- 石油技術協会 (JAPT)
- 日本地質学会 (GSJ)
- 物理探査学会 (SEGJ)
- 日本応用地質学会 (JSEG)
- 日本地球掘削科学コンソーシアム (J-DESC)
- American Geophysical Union (AGU)
- American Association of Petroleum Geologists (AAPG)
- European Geophysical Union (EGU)
- Society of Exploration Geophysicists (SEG)
受賞
- 山之内賞 業績賞 1994
- Outstanding Presentation Award (Best Poster), Intnl Conf AAPG 2000
- Invited to 'Outstanding Presentations from Around the World', An Mtg AAPG, 2001
- 優秀講演賞 日本地質学会第111年学術大会．2004
- 優秀発表賞 資源・素材学会 関西支部．2004
- 優秀発表賞 資源・素材学会 関西支部．2006
- 優秀講演賞 日本地質学会第113年学術大会．2006
- 特別賞 国立研究開発法人海洋研究開発機構．2016
- Island Arc賞 日本地質学会．2018
外部委員(学会関連はこちら)
- 経済産業省 産業構造審議会 臨時委員 2023 - 現在
- 経済産業省 産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 産業保安基本制度小委員会 委員長 2023 - 現在
- 経済産業省 資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会臨時委員 2023 - 現在
- 経済産業省 資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会 資源・燃料分科会 カーボンマネジメント小委員会 委員 2023 - 現在
- 経済産業省 資源エネルギー庁 実施検討委員会 委員長 2022 - 現在
- 日本学術振興会 審査委員
- 博士論文審査委員：九州大学，東京大学，京都大学，高知大学，アジア工科大学(タイ国バンコク市)ほか
- 教員昇任審査アドバイザリー委員：英国アバディーン大学，英国ロンドン大学
- 石油天然ガス金属鉱物資源機構(JOGMEC) メタンハイドレート(MH)21-S研究開発コンソーシアムアドバイザリー委員 2020 - (現在)
- 日本学術会議 IGCP小委員会委員 2018 - 2023
- 経済産業省 資源エネルギー庁 石油天然ガス資源再評価WG委員 2016 - 2018
- ノルウェー総合研究審議会 PETROMAKS 2 専門審査委員 2016
- 米国科学財団(NSF) 研究審査委員 2013
- スイス・チューリヒ工科大学 研究審査委員 2013
- 電力中央研究所 地質環境の調査技術・評価手法の実証検討委員会委員 2011-2014
- 科学技術振興機構 先端計測分析技術・機器開発事業 環境共生地熱開発のための計測・探査技術に関する調査研究 調査委員会委員 2009-2012
- 電力中央研究所 断層の水理特性の調査・評価手法に関する検討委員会委員 2009-2012
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構 知的基盤研究開発事業ピアレビュア（事前評価者）2006-2014
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構 産業技術研究助成事業ピアレビュア（事前評価者）2006-2014
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構 イノベーション実用化助成事業ピアレビュア（事前評価者）2006-2014
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構 大学発事業創出実用化研究開発事業ピアレビュア（事前評価者）2006-2014
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構 省エネルギー革新技術開発事業ピアレビュア（事前評価者）2006-2014